解決のない難題
家族だから必ず理解し合えるわけではないし
家族だから絶対に性格が合うわけでもない
残念ながらこれは事実だ
家族だからこそ気遣いが必要なときも多いし
家族だからなんでも言っていいわけではない
忘れることが簡単にできるひと
覚えていたくなくても記憶に残ってしまうひと
このふたりはなかなか折り合えないのかもしれない
相手が冗談で言ったとしても
それが冗談に相手がとらないことも多い
今回のことで、つくづく感じたのは
言葉というのは、自分がどんな気持ちで発したかよりも
相手がどのような気持ちで受け取ったかを考えることが大切だということだ
「そんなつもりはなかった」と後から言われても
そのとき感じてしまった思いは、家族だからといって簡単に消すことできない
すべては私の記憶力が”普通”ではないからだといわれた
それもきっと彼女は”責めた”という認識はないのだろう
私の記憶力は人とは違う特別だから彼女の手には負えないらしい
「あなたの記憶はすべてが正しいのね」という捨て台詞で終えられる
彼女に対して言葉を発するのが怖くなってしまった
だから体にとって大切な時期、言葉を交わさず離れていたのに
離れていたら離れていたで彼女には気に入らなかった
根気よく、彼女に話をする妹は偉大だと思う
かんちゃんも偉大だ
母だけが、どうしても立ち上がれないでいる